東京にある神々の集う島「神津島(こうづしま)」

神々が集った神聖な山「天上山(てんじょうさん)」

神津島全景

神津島全景

伊豆諸島のほぼ中央に浮かぶ「神津島(こうづしま)」

周囲約22㎞、面積約19㎡の小さな島ですが、かつて神々が伊豆の海に島を創った時、この島に集まって水の分配を決めたという言い伝えがあります。

神津島へは複数のアクセスが可能です。

東京・竹芝桟橋から出港する高速ジェット船で、約4時間から4時間30分。大島・利島・新島・式根島を経由して、最終目的地である神津島に到着します。

また、夜間に出発して横浜を経由し翌朝に到着する大型客船や、静岡県の下田港から約2時間20分で到着する大型フェリーが運行しています。

他にも、調布飛行場から1日3便飛んでいる定員9人の小型飛行機も便利です。

空の旅では、調布空港から神津島空港まで約55分とあっという間。

飛行高度も低いので景色も抜群、まるで遊覧飛行のような贅沢感が味わえますよ。

海に浮かぶような天上山

海に浮かぶような天上山

神津島のシンボルは、島の中央にそびえ立つ「天上山(てんじょうさん)」

島内の最高峰としてそびえる標高572mの火山で、神々が集った神聖な場所とされてきました。

高度はさほどないのですが、台形のような形状で横幅があるためスケールが大きく感じられます。

島の東側に位置する多幸湾(たこうわん)から見ると、まるで山がそのまま海に浮かんでいるようです。

天上山の大崩落地帯と呼ばれる、雨風や波に浸食された岩肌が見どころ。

日本一の透明度を誇る海から望む白い崖は、迫力満点です。

天空に雲がかかる光景はまさしく神の領域を感じさせますね。

関連サイト

東京アイランドドットコム|神津島

GO TOKYO|神津島

アルプスの稜線を思わせる登山道

天上山「黒島口」

天上山「黒島口」

天上山には「白島口」「黒島口」から上る2つの登山道が整備され、島を代表するトレッキングスポットとなっています。

一般的なのは、港付近の集落から約2㎞歩いた場所にある黒島口から登り、白鳥口から下山するコースです。

山頂付近の周遊を含めると、全行程時間は約4~5時間程度。

ですが黒島口までタクシーを利用することで、1時間ほど短縮も出来ます。

必ず登山用の運動靴や雨具・食料などを用意し、暗くならないうちに下山できるようなスケジュールで出発しましょう。

見晴らしの良い登山道

見晴らしの良い登山道

黒島口の石段から始まる登山道はかなりの急こう配。

台形状の山の稜線に沿うように進むため、苦しい登りが続きます。

途中には休憩用のベンチも置かれていますので、初心者は無理せず一息入れながら登りましょう。

国立公園の特別保護区に指定されている天上山は、背の高い木がほとんどないのが特徴。

シダなどの独特の植物が生い茂り、通常は1000m級の山にしか生息しないような高山植物も見られます。

オオシマツツジ

オオシマツツジ

花の百名山にも選定され、5~6月にはオオシマツツジ、夏にはサクユリが美しく山道を彩ります。

頂上まではあまり周囲の景色に変化がなく単調ですが、標高が上がるごとにぜひ振り向いてみてください。

背後に集落が一望できるようになり、青い海がどんどん広く大きくなっていきますよ。

途中には数分間隔で1合目、2合目、と続く標識が立ち、10合目で山頂の一角に到着。

黒島口から約1時間、ここまで来ると辛い登り道も終わりです。
   
     

関連サイト

GO TOKYO|天上山 

神津島村役場公式サイト|観光

雄大で変化に富んだ天上山の山頂エリア

台形状の天上山は山頂部分が広く、ゆっくり見て回ると1時間以上かかるほど。

山頂でありながらその台地の上にも小さな山がいくつもあるような、不思議な眺めです。

江戸時代に築かれた石の要塞跡や砂漠エリア、視界抜群の展望台など、見どころも満載。

随所に立った案内板で道順は示されていますが、観光協会などで発行しているマップを持参すると心強いですよ。

神秘的な「千代池」

神秘的な「千代池」

10合目の標識から分岐している道を、下に向かって進んでいくと「千代池(せんだいいけ)」があります。

火口跡に雨水が溜まって出来た池で、存在感のある神秘的な雰囲気です。

荒涼とした山頂の景色

荒涼とした山頂の景色

登山道に戻り、岩に書かれた矢印を頼りに、歩きにくい岩場をしばらく行くと、やがて荒涼とした砂地が現れます。

ここは草木もなく、一面が灰色の岩と砂で埋め尽くされた「裏砂漠」

長い期間、海からの強風を受けたことで出来た不毛の地です。

まるで別の惑星に降り立ったような、不思議な錯覚に包まれます。

天上山山頂からの眺め

天上山山頂からの眺め

砂地に置かれた岩を目印に進んでいくと、また緑の木々が生い茂る地にたどり着きます。

その先が「裏砂漠展望地」です。

すぐ下は切り立つ断崖絶壁という抜群のロケーション。

真っ青な海と空がどこまでも広がり、右手には三宅島、左手には利島や式根島など伊豆諸島が一望できます。

天上山は「黒潮に浮かぶ展望台」とも呼ばれ、他にも展望地が点在しています。
360度の大パノラマを存分に楽しみましょう。

関連サイト

神津島観光協会|神津島全域MAP

神津島村役場公式サイト |天上山頂上詳細ガイド

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